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TOEICと英検の違い
TOEICと英検でどちらを受けるのがよいのでしょうか？
まず知名度という点では、国内だと英検、ＴＯＥＩＣ共に
どっちも非常に高い知名度があります。
ただし、TOEICに関しては世界120ヶ国で実施されていることも
あるので、若干ですが、海外には効くかもしれません。
一般的には、就職・転職などでアピールしたいのなら
TOEICが有利と言われています。
企業は英語能力の評価としてTOEICを使用しているところが多いのです。
それは上記のようにグローバルスタンダードまでとはいきませんが、
世界共通の資格だからというのがあるのかもしれません。
また点数制なので、その人のレベルがどのくらいなのか把握しやすいというのもあるでしょう。
ただし、企業にアピールするつもりなら、新卒だと最低500〜600点、
英語をアピールにする転職だと750点くらいは必要でしょう。
最近では強制的にTOEICを受験させる企業も増えています。
一方で、実用的な英語の能力を上げたいのであれば英検が有利です。
TOEICは受動的な筆記とリスニングしかなく、
TOEICで高得点を取れたとえいても英語を話すのが
苦手という方が多いです。
また、ある程度テクニックで点数を稼げるところがあるため、
テストのための勉強となってしまいます。
英検（準1級）は、作文とスピーキング（面接）があるため、
アウトプットの能力が必要となります。
作文に関しては社会的な質問に100語程度で答えなければならず、
面接も、手渡された4コマ漫画を2分間でスピーチをしなければなりません。
さらに質疑応答も日本語でも答えづらいような質問をされることがあります。
実際には作文と面接の採点はかなり甘いのですが、
それらの勉強をする過程がとても役に立つのです。
資格を取得できたころには、本当に英語の力は付いていることでしょう
世間からすると英検は難易度の高い資格と思われてることが多いようです。
TOEIC750点よりも英検準1級の方がインパクトがあるようです。
英検1級を取れば、相当尊敬されることでしょう。
以上のように、絶対的にどちらが得ということはなく、好みの問題、
どちらで世間にアピールするかの問題になります。
TOEICと英検どちらを受けるか迷ったら、
自分の目標・目的にあった資格を選びましょう。
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